大路・小路・路地・図子

2012年2月25日 (土)

西陣・紋屋図子と三上家路地そして蜂蜜の”ドラート”

 10日の午後は西陣界隈を散策しました。
晴明神社の近く、大宮通、黒門通、五辻通、大黒町そして今日ご紹介する
”紋屋図子”と”三上家路地”です。
 
 紋屋図子は織物の図案である紋意匠図を作る職人が集まっていた事から、
この名前が付きました。
 江戸中期の宝暦年間には有職織物師の御寮織物司六家のうちの五家までが紋屋町に住んでいたそうです。 
 御寮織物司というのは室町後期より宮中に収める有職織物を取り仕切った織元のことで、御寮織物司は”紋屋”と呼ばれました。


0321
右端の町家は、遊墨漫画家、南久美子さんの「遊墨画工房」です。
紋屋図子は全長50メートルほどの図子です。


019
 図子の中央あたりから北に15メートルほど伸びる三上家路地で、
突きあたりが三上家です。
 三上家は紋屋町に現存するただ1軒の紋屋だそうです。
かつてこの長屋に職人達を住まわせていたそうですが、今は陶芸家や写真家らが住んでいるようです。
石畳の細い路地には10軒の長屋が並んでいます。
(以前、テレビドラマ「赤かぶ検事奮戦記(中村梅雀)」で路地と、
一軒のお宅が登場していました!(^^)!)


021
路地の中ほどから撮っています。
 大きな壺を置いている?飾っている?お宅が、陶芸教室です。
自転車が目立ちますね。


022
路地の中ほどから、紋屋図子を眺めたところです。

その中の一角に蜂蜜専門店”ドラート”(↑右端)があります。
 どこか懐かしい風情の京町家に、瓶詰めされた黄金色の蜂蜜が
きらきらと宝石のように輝いていました


025

026
れんげ、アカシア、みかん、りんご、桜、くり、さくらんぼ、たんぽぽ などなど・・・
国内、海外のたくさんの種類の蜂蜜が有ります。

 スタッフの方が好みや用途にあった蜂蜜を、親切にひとつひとつ説明しながら、
テイスティングさせてくれます。
時々お訪ねして蜂蜜を買い求めますが、居心地が良くて、
ついつい長居してしまいます(#^.^#)


京都西陣蜂蜜専門店 ドラート
京都市上京区大宮通五辻上ル西入ル紋屋町323
℡ 075-411-5101
音楽は、バッハの優しい調べをお愉しみください

(京 歩き)↓もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/

2012年1月 5日 (木)

京都・今日庵などの小川通を歩く

 お正月の2日は騒々しさから逃れて、不審庵(表千家)や今日庵(裏千家)などが有る、日本きっての家元通りの小川通を散策しました。
晴れ時々小雨、時折風も吹いて・・・。
037
裏千家の”今日庵”の前の道「小川通」です。
雨にしっとり、人ひとり通らない道は、静寂そのものです。

038
表千家・不審庵の玄関です。流石に立派な玄関ですね。

039
やっと和服姿の男性の姿、この通りに似合いますね。

040
又、和菓子のお店や茶道具の店が軒を連ねていますが、
流石にお正月は閉められています。

041

緑に溶け込むような美しい調和をみせる裏千家・今日庵の兜門です。

 今日庵は、千宗旦が表千家不審庵(今日庵脇)を江岑宗左に譲った際、
隠居所として建てたもので、裏千家の禅と茶を一体にとらえた
”わび”草庵の茶室です。

042
      雨が強く降ってきました。

貴重な建築物、またその由緒や歴史から、昭和51年に裏千家住宅すべてが
重要文化財の指定を受けています。

一般には非公開ですが、小川通を歩くだけでも落ち着いた雰囲気を感じることが出来ます。
時折、 着物姿の茶人やお弟子さんが出入りする様子も見られますよ。
 
  音楽は静かなメロディーを選びました

(京 歩き)↓もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/

2011年12月16日 (金)

京都・千本通を三条から四条まで歩く

 以前から歩きたいと思っていた千本通を三条から四条まで歩きました。
バスが走っているJR二条駅界隈とは違った雰囲気に興味を惹かれていました。
 何んの予備知識も無く歩きましたが、まず驚いたのは「銘木」の看板が、
狭くて短い通りに目立っていることです。
 そして、木材が多く使われていることでした。

014

”西大新銘木店”と書かれています。


013
↑の店の横側です。このような板壁も最近は見なくなりましたね。


010 

012
銘木の名前でしょうか?


016
こちらは大きな材木の会社です。
奥行きが深くて、大小様々な木がいっぱい並んでいました。


008

こちらは手作り工芸展です。
やはり横は板壁ですね。築100年以上の町家との事です。

007

どうして、この通りに材木の会社が多いのか、そして所々に昔の町家が残っているのか不思議ですね。
調べてみました。

少し長くなりますが、こう言うことでした。
 江戸時代後期の文久年間に、西高瀬川が開かれました。
それは、大堰川(保津川)から水を引いて、千本まで船便を通したのです。
初めは、薪炭や米が中心だった様ですが、明治になって嵯峨や桂などに集められた木材が、千本に移るようになりました。
明治29年に鉄道が敷かれても、水路が鉄路に変わっても、
材木問屋は活況を呈したそうです。
一時は、三条から四条まで数十軒の材木商が並んでいました。
 市電を通すのにも大反対し、その結果三条から斜めに四条大宮まで(今の後院通)に市電の線路が敷かれました。
市電を通すのに反対されなかったら、どうなっていたのか?
この通りは今とは違った様子になっていたのでしょうね。
  選んだ曲は、懐かしい「ふきのとう」の
♪やさしさとして想い出として♪です

(京 歩き)↓もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/ 

2011年11月22日 (火)

京都西陣「大黒町」をセピア色に染めて

 「着物姿の似合う町」「西陣織の職人の町」の二つのキャッチフレーズを持つ大黒町です。
 古い街並みというよりは、新築された大きな町家が多いためか、
石畳の綺麗な町です。
 多くの職人や作家さんが、芸術性の高いこの街で様々な活動を続けておられます。
今日はそんな
石畳の大黒町をセピア色に染めてみました。

 尚、セピア色はイマイチやなあ((+_+))と思われた方は、

こちらこちらをご覧くださいね。

045
この町で立派な建物がひときわ目を引きます。
有名な織成館(おりなすかん)で、
本物とのふれあいを体験が出来る手織ミュージアムです。
 1936(昭和11)年に西陣の帯地製造業「渡文」が
店舗兼住まいとして建てられたものです。
西陣の伝統的な家屋「織屋建おりやだち」の特徴をそのまま残しています。
 全国の手織物、能装束、時代衣装の観賞から工房見学、
作品展示までの手織の全てが体験できます(有料)。


041
この立派な建物は「大根屋」少し変わった名前ですね。 
 法衣・装束・調度品を手がける老舗店「井筒」の織工房。
格子戸の向こうからもれる織機の音を聞くと、古き良き織物の町、
西陣を感じることができます


038
ここは最近出来た、有名な料亭”和久傳”のオンラインショップです。
町家の中を改装して外観はそのまま使っておられます。
流石に西陣のお店です。


次はセピアが似合わなくて、モノクロにしてみましたが・・
044
京友禅染工房”染 四君子工房”です。

 体験、商品販売の他、ピアノコンサートなど、さまざまな取り組みを行っています。
 この町のライトアップ、格子の影 町家の美 もご覧くださいね。

音楽は、谷村新司さんの”三都物語”を選びました。

(京 歩き)↓もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/

2011年11月 7日 (月)

格子の影 町家の美

 昨日は、格子越しにこぼれる灯りをご紹介しましたが、今日は5日の夜6時40分頃に撮った格子の影と、雨に濡れた石畳をご覧くださいね。
この日は運良く?雨でしたが写真を撮り始めた頃は一時的に止みました!(^^)!

今回は、主に※織成館とその近くで撮りました。
013

雨に濡れた石畳がしっとりした風情を感じさせてくれています。

010

008

009
フラッシュを焚かないで撮りました。
 三脚を持った方が3名、並んで撮っておられました。

「手振れしないか?」と聞かれて
「多分、大丈夫だと思いますが・・」と、言ったものの心配でした。
 パソコンに取り込んで、やっぱり(ー_ー)!!

005

次は、浄福寺通りの
ほぼ中間地点から、北に向かって撮っています。
003
雨の為か人通りも無くて、何となく寂しさを感じます。

 ※織成館について
1989年(平成元年)にオープンした「織成館」は、「西陣織屋建」を活かしたミュージアムとして開設されました。
 この建物は1936年(昭和11年)に西陣の帯地製造業「渡文」の初代当主・渡邉文七氏の「店兼住まい」として建てられたものです。
 水屋(炊事場/おくどさん=竈(かまど)など)を取り除き、1階と2階の一部も改装しましたが、梁や柱、狭い間口に奥行きの長い棟、明かり取りの天窓など、西陣の伝統的な家屋「織屋建(おりやだち)の特長をそのまま残しています。
 ここでは全国の手織物、能装束、時代衣装の鑑賞から工房見学、作品展示まで手織のすべてが体験できます(HPより)。

 音楽は、何となく、荒木一郎さんで”空に星があるように”を選びました。

(京 歩き)↓もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/ 

2011年11月 6日 (日)

格子の灯り 町家の美

 今年も町家の格子越しにこぼれる灯りを楽しむ「都ライト」が京都市上京区の浄福寺通上立売上ルで行われました(3日~6日まで)。
 撮影は3日の午後7時頃です。


町家の中からこぼれる仄かな灯りが、優しい風情を作っています。

055

065

↑の格子をトリミングしてみました
069_2

076

079

084
この花の名前は解りませんが、本物です。

この催しは、古い建物や町並みの美を再認識してもらおうと、学生さんらでつくる実行委員会が、6年前から手掛けておられます。
尚、この町並の昼の様子はこちらでご覧下さいね。

 音楽は、堺 正章さんの”街の灯り”は如何ですか?

(京 歩き)↓もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/

2011年6月25日 (土)

京都「室町通」に趣のある建物を探して

 室町通(むろまちどおり)は京都市の南北の通りの一つで、平安京の室町小路にあたります。
今は地下鉄が通っています烏丸通の、すぐ西側の通りです。
北は北山通から南は久世橋通までの長い道ですが、途中東本願寺と京都駅で分断されています。
今回は、花屋町通から錦小路通までを歩きました。
最初に目についたのは、玄関を格子で囲まれた少し変わったお宅です。
このお宅は、室町通と交差する東西の通り(確か六条通だったと思います)に面した場所にあります。
049

048_2↑の扉が閉められました。
取っ手と言うのでしょうか?
懐かしいような少し変わった
手作りのようです。








052
ここは何のお店だか分りますか?
子供の学習塾でした。寺子屋のようですね!(^^)!


055

由緒の有るらしい家並みが続きます。

056
 江戸時代には呉服店が立ち並ぶ問屋街として発展してきました。
現在でも、創業数百年という老舗店が軒を連ねています。
唯、残念なのは訪れる度に、↑のように、現代的なお店に建て替えられていることです。


070
ここは休日に歩きましたので、お商売の行きかう車も無くて、のんびりした室町でした。

059
「京都芸術センター」(旧・明倫小学校跡)です。

1378年に足利3代将軍義満が、「花の御所」と讃えられた豪奢な室町殿を室町通今出川付近に造営したために、”室町幕府”の名前の由来となりました。
 応仁の乱で室町幕府が衰退するまで、政治・文化の中心地として賑わった町です。
 応仁の乱の後、京都は荒廃し上京と下京に分裂しますが、これらを結ぶ唯一の道が、ここ”室町通”でした。
また祇園祭では四条室町の交差点付近が山鉾町の中心であり、菊水鉾をはじめとする山鉾が並びます。
 ブログを初めて、京都の路地や通りを好んで歩くようになりました。
歩いて発見は多くて、その度に京都の持つ奥の深さを感じます。

お時間があれば↓(京 歩き)もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/

音楽は、”君とみた海”をお聴きくださいね。

2011年3月13日 (日)

西陣ちょこっと散策

 今日は私が暮らしている西陣をちょっとだけご紹介しましょう。
歩くことが大好きな私は、少しでも時間が有るとカメラを持って路地歩きを愉しんでいます。
思いもかけない光景に出合って嬉しくなる事も有ります。
003_2

この近くは、水上 勉の”五番町夕霧楼”の舞台となった場所です。
今では、このような家も無くなりましたが(ガレージや介護施設に変更)、10年位前は当時のままの状態で生活されているお宅が数軒ありました。


004_2
西陣の衰退と遊郭の廃止と共にその姿を見ることは無くなりました。


002
このお寺は「報土寺」と言い、仁和寺街道沿いにあります。
境内には「遊女供養観音像」があります。苦界に身を沈め亡くなった遊女たちの供養のために、1998年にご住職が本堂前に建てられたそうです。
山門は重文指定されていてます。


009
又、この辺りは小さなお寺の多い場所でも有ります。
立派なお地蔵さまも居られて、地域の方たち、特に子供達を守って下さっています。

007_2
赤い毛糸のお帽子とお洋服を着せて戴いて、幸せなお顔に私まで幸せを戴いた気分です。
この日は、特に寒くて、マフラーも被せて貰って暖かそうですね。

016
洋菓子やさんのようですね。
中に入らせて戴きましょう。

015_2

011
地名「上七軒」と「七本松」のロールケーキです。
流石に地域の町家菓子工房です。
「欲しいなあ」と思いながら・・・
 奥の厨房で男性と女性の2人が黙々とお菓子作りです。
美味しそうな香りだけ!!戴いてお暇します。
 後日、上七軒ロールを買わせて頂きましたが、上品な甘さでお気に入りの一品になりました。
音楽は、福山雅冶さんの”桜坂”をお聴きくださいね。



2010年10月21日 (木)

早朝の京都・二寧坂(二年坂)を散策

ご訪問ありがとうございます。

 「早朝の京都・二寧坂(二年坂)を散策」は

"京 歩き"に移動しました。ご覧くださいね。

http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-2a16.html 

2010年9月17日 (金)

京都・富小路通を歩く

ご訪問ありがとうございます。

 「京都・富小路通を歩く」は

"京 歩き"に移動しました。ご覧くださいね。


http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-7ad2.html
 

より以前の記事一覧

無料ブログはココログ
2015年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のコメント

お勧めブログ