西陣・紋屋図子と三上家路地そして蜂蜜の”ドラート”
10日の午後は西陣界隈を散策しました。
晴明神社の近く、大宮通、黒門通、五辻通、大黒町そして今日ご紹介する
”紋屋図子”と”三上家路地”です。
紋屋図子は織物の図案である紋意匠図を作る職人が集まっていた事から、
この名前が付きました。
江戸中期の宝暦年間には有職織物師の御寮織物司六家のうちの五家までが紋屋町に住んでいたそうです。
御寮織物司というのは室町後期より宮中に収める有職織物を取り仕切った織元のことで、御寮織物司は”紋屋”と呼ばれました。
右端の町家は、遊墨漫画家、南久美子さんの「遊墨画工房」です。
紋屋図子は全長50メートルほどの図子です。
図子の中央あたりから北に15メートルほど伸びる三上家路地で、
突きあたりが三上家です。
三上家は紋屋町に現存するただ1軒の紋屋だそうです。
かつてこの長屋に職人達を住まわせていたそうですが、今は陶芸家や写真家らが住んでいるようです。
石畳の細い路地には10軒の長屋が並んでいます。
(以前、テレビドラマ「赤かぶ検事奮戦記(中村梅雀)」で路地と、
一軒のお宅が登場していました!(^^)!)
路地の中ほどから撮っています。
大きな壺を置いている?飾っている?お宅が、陶芸教室です。
自転車が目立ちますね。
路地の中ほどから、紋屋図子を眺めたところです。
その中の一角に蜂蜜専門店”ドラート”(↑右端)があります。
どこか懐かしい風情の京町家に、瓶詰めされた黄金色の蜂蜜が
きらきらと宝石のように輝いていました
れんげ、アカシア、みかん、りんご、桜、くり、さくらんぼ、たんぽぽ などなど・・・
国内、海外のたくさんの種類の蜂蜜が有ります。
スタッフの方が好みや用途にあった蜂蜜を、親切にひとつひとつ説明しながら、
テイスティングさせてくれます。
時々お訪ねして蜂蜜を買い求めますが、居心地が良くて、
ついつい長居してしまいます(#^.^#)
京都西陣蜂蜜専門店 ドラート
京都市上京区大宮通五辻上ル西入ル紋屋町323
℡ 075-411-5101
音楽は、バッハの優しい調べをお愉しみください
(京 歩き)↓もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/
最近のコメント