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2011年10月26日 (水)

奈良県・今井町を訪ねました 重文編

 前回の続きです。「今井町」の西南隅の「春日神社」の参拝を終え、
いよいよ西から東に向かって、国指定の重文民家を見て歩きます。

 まず始めは、「今西家」です。
今西家は代々惣年寄(そうとしより 江戸時代、町奉行の差配を受けて町政一般をつかさどった職)筆頭を務めた家柄だそうです。
 この建物は、慶安3(1650)年に建てられたことが、棟札などで明らかになっているとのこと。
 今西家は、今井町の西口門の近くに建っていますので、
”今西”の苗字は、そのことから付けられた様です。

Img_9922a
 外部は白漆喰壁で雄大な構えをもち、民家と言うよりも城郭建築を感じさせます。
 右端と↓に見えるマークは、川の字を井桁で囲んだもので、「川井氏」の定紋です。
今西氏を名乗ったのは三代目からだそうです。

Img_9926a
別名「八ツ棟造り」と言われ、重ね妻の棟数の多い建物です。

Img_9928a
こちら(左側)のマークは、菱形を3つ重ねたもので、当家の旗印だそうです。
内部は拝見していませんが、部屋部分と、それと同じ程度の土間があって、お白州や牢屋などもあるそうです。部屋は六間取りとなっています。


次は、「豊田家」です。
 今西家の近くにあります。
豊田家は屋号を「紙八」と言い、江戸末期から明治初年に、この家に移り住んだそうです。
 古くは、木材商牧村家の所有だったそうで、「西の木屋」と呼ばれていました。

Img_9938a
表の感じは今西家とよく似ています。
この建物は、寛文2(1662)年に建てられたことが判っているそうです。
 前面の太格子が印象的です。その下にある「駒つなぎ」の金具も、この家の権威を示しています。

内部は、こちらも六間取りです。昔は主屋西側には、今井宗久好みの茶室もあったとか。

Img_9939a
「西の木屋」の屋号のもと、大名貸しもした有力な商人だったそうです。
上のマークは「木」を表しています。白壁の汚れが、少し気になりますね。

Img_9932a_2
こちらも「木」の字の変形ですね。
ここの造りも、重厚観を感じます。

 さらに、今井町を東に向かって歩きます。
尚、”奈良県・今井町を訪ねました”はシリーズでご紹介しています。
 スタート編

音楽は、四季・ベートーウェン「皇帝」を選びました。

(京 歩き)↓もご覧くださいね
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