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2011年8月16日 (火)

京都市内の魔界を歩く (その1)

 京都市内には、古くから「魔界」と呼ばれる場所が、あちこちにあります。
「魔界」とは、この世とあの世とを結ぶ境界のことです。
 
何時の頃からか生れた伝説や伝承が、まことしやかに語り継がれてきたものですね。
 お盆を前にして、それらの場所を訪ねて歩きました。
8月は、精霊や霊魂や魑魅魍魎(ちみもうりょう)たちが、「千の風に乗って」あちらこちらと浮遊されている様に思います。


 最初の場所は、桜の名所でもある、地元「立本寺」(りゅうほんじ)です。
先日もこのお寺のハスの花をご紹介していますね。
上京区七本松通仁和寺街道北西角にあります。

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七本松通に面した山門から入ります。
諸堂は右手にあります。

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本堂です。
ここは日蓮宗のお寺ですので、建物は日蓮宗のお寺の建て方に従って建てられているとのことです。
 浅学の私にはよく判りませんが・・・(';')

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本堂の前には、ハスの鉢植えが沢山並んでいます。
まだこんな可愛いつぼみのお出迎えを受けました!(^^)!

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本堂の右手前には「鬼子母神堂」(きしもじん・どう)があります。
 ここは”魔界”とは少し違うのですが、「幽霊子育て飴」伝説に係わるお話で、このお寺の第20世・日審上人は、母の死後葬られたお墓の中で生まれ、のち高僧になられたと言うものです。
 上人の死後、安産の守護神の庶民信仰で有名になり、その中心が上の「鬼子母神堂」です。

 
 次は通称「千本釈迦堂」、正式には「大報恩寺」ですが、通称の方が有名ですね。

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本堂です。
 真言宗智山派のお寺で、ご本尊は釈迦如来です。
その事から”千本釈迦堂”と呼ばれています。
この本堂は国宝で、1227年の建立です。
 京都市街地では現存最古の木造建築と言われています。


Img_2235a 

ここでもお盆の「六道まいり」が行われています。
 
 
この「千本釈迦堂」で有名なものが、2つありますね。
冬の風物詩「大根炊き」と、”おかめさん”↓です。
ふっくらと優しいお顔ですが、芯の強さも感じられますね。

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 本堂を建てる夫の棟梁の失敗を、おかめさんのアドバイスで無事完成したにも拘わらず、女の身で差し出がましいことをしたと恥じ、自らの命を絶ったと言う哀しいお話です。

 次に訪れたのは「北野天満宮」です。
菅原道真公が対立する藤原氏の讒言により九州・大宰府に左遷され、悲運の内に亡くなられました。
その後に怨霊となり、雷神となって藤原氏に祟ったのを怖れ、ここに祀られたものです。
 政治的に志半ばで、非業の最後を遂げた人びとの御霊を慰めることが、当時の政治家の大事な役目だったようです。
 菅原道真公は「文章博士」でもあったので、今は学問の神様としても崇められていますね。
 尚、京都市内の魔界を訪ねて歩くはシリーズでご紹介しています。
     (その2)  (その3)
 
この後千本通に出て「千本えんま堂」に向かいます。
音楽は、クミコさんの”祈り”をお聴きください。

お時間があれば↓(京 歩き)もご覧くださいね
http://mosume.cocolog-nifty.com/blog/ 

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