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2009年9月16日 (水)

比叡山・延暦寺をお訪ねしました

 「ガーデンミュージアム比叡」を見学したあと、世界文化遺産の「比叡山・延暦寺」(滋賀県大津市)を参拝しました。
 
山内にはシャトルバスが走っていますが、本数は少ないです。
比叡山頂~東塔~延暦寺バスセンター~西塔~横川 を巡回しています。
  10年程前は、京都市内から雲母坂(きららざか)を山頂まで登り、峰道を横川(よかわ)までよく歩きました。
コスモスが”若さと綺麗”を謳歌していた、懐かしい道ですlovely
当時は、歩き易くて感じの良い道でしたgood

 延暦寺バスセンターで下車し、延暦寺の中心的存在とも言える「根本中堂」と周辺の諸堂に参拝しました。
気温の低い山の中で、さらに
北風が吹きまくり、寒さに震えていました。
 この秋初めて味わった寒さです(帰宅後、風邪を引いていましたweep)。

 まず、バスセンターに近い「大講堂」にお参りしました。
Img_6201
 ここは、お坊さん達が学問研究のため論議する道場だそうです。
ことに古来比叡山の行事で、「慈恵大師以来5年目毎に行なわれる法華大会の広学堅義は、お坊さんになる登竜門として現在に続いている」は、説明板eye
Img_6203

 次に、その近くにある「鐘楼」を拝見しました。
Img_6207               
    びっくりするほどの大きな釣鐘です。
男性が突いておられましたが、お腹にズシンと響く鐘の音です。


 いよいよ「根本中堂」です。大きなお堂です。
寛永19(1642)年の落慶で、国宝です。全山の総本堂ですね。 
Img_6223 
 ここから、やや急な坂を下ります。
私は、ゆっくりゆっくりとおばあさんの気持ちsign02(多分姿もwobbly
下りました。
Img_6209
 拝観する入り口です。
靴を脱ぎ、中に入ります。勿論「撮影厳禁」です。
正面をコの字に取り囲む回廊を歩きます。
この回廊も同じ時期の建物で、重要文化財です。
 
お堂の中に入りますと、身が引き締まる思いがします。厳粛な雰囲気です。
何年か前に訪れた時の感動を思い出しました。こんな気持ちは久しぶりです。

 目の前には、「不滅の法灯」が3つ、灯籠に入ってその輝きを放って並んでいます。
 
お坊さんがお祈りされる場所は、階段を下りたところにあります。
ご本尊は、薬師如来さんです。敬虔な気持ちで、合掌しました。
薄暗い堂内には、何か神秘的な空気が漂っていて、一瞬息をするのも忘れるくらいに緊張しました。(こんなに緊張したことは最近ありません)
 
伝教大師・最澄が、ここに開山してから1200年経ちます。

  延暦寺となったのは、最澄が亡くなった弘仁13(822)年の翌年のことです。
延暦寺は、良きに付け悪しきに付け、常に歴史の表舞台で、その名を挙げて来た様に思います。
天台宗の総本山で、坂本にある「園城寺・三井寺」とは対立的な関係にあります。山門派と寺門派です。
 
ここで修業し、のちに山から下りて一派を立てた高僧には、法然・栄西・親鸞・道元・日蓮などがおられます。

 根本中堂を出て、その真向かいにある沢山の石段の上にある「文殊楼」に、裏手からお参りしました。
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 この急な石段です。私の足の状態では、とても無理です。
再び、坂道をそろそろと登ります。
その途中で、振返って「根本中堂」の大きさに感動しました。
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 手前が回廊、奥がお堂です。比叡山様式の特色あるお堂です。

Img_6219
 「文殊楼」です。創立は、「根本中堂」と同じく古いものだそうです。
寛永の復興にあたって、中堂・大講堂と共に再建されましたが、寛文8(1668)年に焼け亡してしまい、すぐに再建されたものです(これも説明板eye)。
大津市の指定文化財です。

 「文殊楼」を下りたところに、「萬拝堂」(正しい読み方は判りません)にもお参りしました。
Img_6225
 このお堂は、「日本全国の神社仏閣の諸仏諸天善神を、勧請し合せて世界に遍満する神々をも共に迎えて奉安して、日夜平和と人類の平安を祈願している平成の新堂である。」これも説明板eye
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 内部の様子です。お堂の周りには、38の神様の名前と、本地仏と言って、その神様は仏様の場合は、どんな名前の仏様に当たるのかが、並べて書いてあります。例えば、伊勢神宮の場合は、その本地仏は大日如来と言う様にです。
 右の女性が触れているのは、大きな数珠の玉です。
くるくると回しながらお祈りをします(勿論、私も回しながらお祈りしましたわhappy01

 お参りを済ませ、兎に角寒いので、早く暖かいところへと言う事で、無料休憩所に急ぎました。
 暖かいコーヒーを頂き、ホッとして下山のバスを待ちました。

 さて、ここで閑話休題(その1)。「比叡山」についてです。
実は、「比叡山」と言うのは、「延暦寺」の山号でして、「比叡山」と言う山はありません。
 通称「比叡山」は、2つの頂点を持っています。「四明岳(しめがだけ)」と「大比叡」です。三角点は大比叡にあります。848.3m(愛宕山は924m)で、市内で2番目の高さです。
 2つの頂点がありますが、見る位置によっては1つの峰と見えたり、2つの頂点がはっきりと見えたりします。私の家からは、1つの峰の形(四明岳のみが見えます)で綺麗な富士山形に見えます。
 ガーデンミュージアム比叡や展望塔は、「四明岳」の山頂にあります。
「四明岳」は京都市に、「大比叡」は県境上に属します。

 閑話休題(その2)
関西ではテレビでも報じていましたが、私が延暦寺にお参りした日に、戦後7人目の「侍真僧(じしんそう)」が生まれたと言う記事が、地元京都新聞9/12付けに載っていました。それによりますと、次の様なことです。

 有名な「千日回峰行」と並んで厳しい「12年籠山(ろうざん)行」を修行中の渡部光臣さん(37)が、仏の姿や光を感じるまで、五体投地の礼拝を1日3千回続ける好相行を行なって来たそうです。そして、「侍真僧」になる儀式が、11日が山内の「戒壇院」で、天台座主など立会いで、「自誓受戒」が行なわれました。

 「侍真」とは、比叡山で最も聖域とされる最澄の廟所のある「浄土院」にこもり、「掃除地獄」と言われる、厳しい行を続けられるそうです。
                 
 今日の記事は平安人さんに加筆・訂正していて戴きました
多分、皆様がたもお気づきと思いますが・・・happy01
 (なお、ここは「身体障害者手帳」提示で介護者も無料ですgood

                     コスモス
次回は、”夏の京”リーガロイヤルホテルのランチをご紹介させて頂きます。

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