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2009年9月22日 (火)

京都・清水寺の青龍会を拝観しました (その1)

 京都・清水寺の青龍会(せいりゅうえ)ー観音加持ーの行道(ぎょうどう)を拝観しました。
 9月15~17日の3日間、午後2時から行なわれましたが、私は16日に拝観しました。

 この行事は、平安京が定められた位置の思想、即ち四神(北=玄武、南=朱雀、東=青龍、西=白虎)相応の中の、東の青龍=東に流水のある所=鴨川の地域にある清水寺に因み、ご本尊ご開帳の年・平成12年3月3日に始まったものです。

 由来としては、ここ青龍の地に、音羽の滝の故事、夜叉神(やしゃじん)への畏怖が結び付き、人々の安寧を祈願する「青龍会」を結成し、観音の化身である青龍の誕生と、その開眼が執り行なわれたものです。
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 清水寺の目玉の1つ、国宝「本堂」です。大勢の観光客が見えています。
高さ約13mの、いわゆる「清水の舞台」は、特に有名ですね。
清水寺は、京都市内の観光地での観光客数第1位です。

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 もう1つの目玉は、「音羽の滝」です。この写真を見ていますと、滝に近付くのに何か手続きが要るみたいですね。

 行道には、次の様な方々で構成されています。

(1)会奉行(えぶぎょう)~法会の儀式一切を統括し指揮を執る方です。
左の方です。手に持っておられる杖で、指図されます。
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出発の儀式を終え、これから行道が始まります。右の人は、侍者の一人です。

(2)転供侍者(てんぐじしゃ)~行道の始めに行なう儀式の侍者です。
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「奥の院」で出発の儀式が、行なわれている最中ですが、中央やや右に見える人達が侍者の様です。

(3)転法衆(てんぽうしゅう)~法螺貝を吹き、行道の先布令(さきぶれ)を行ないます。常に法螺貝が鳴っていて、荘厳な感じがしました。
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 出発の儀式の場に向かわれる転法衆です。法螺貝は手に持っておられます。
手前の女性は、関係者です。拝観者にいろいろと指示されていました。例えば夜叉神が八功徳水(はちくどくすい)を振り掛けられた時には、手を合わせてくださいなどと。

(4)夜叉神(やしゃじん)~人びとの幸福を祈り、厄除・招福を祈願する観音加持を司ります。赤の衣装の人と白の衣装の人と各2人ずつおられます。
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「八功徳水」を、掛けて頂きました。勿論、合掌して。
何か、神秘的な印象を受けました。仮面が好いですね。

(5)四天王(してんのう)~仏界の守護神=持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王で、青龍を守護し、「南無観世音菩薩・・・」を唱えます。
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真ん中の仮面を付け、武装見たいな格好をした人が、その一人です。少し見える右手の人もそうです。右手の女性も関係者の一人です。式場へ向かわれるところです。

(6)十六善神(じゅうろくぜんじん)~経典・大般若経を守護しする16体の神々です。題目を唱えながら行道します。
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出発の儀式を終えて、行道開始です。金属音がする拍子木を打ち鳴らし、「南無観世音菩薩・・・」を唱えながら進みます。左手の手前の方が、リーダーの様です。勿論16人おられます。

(7)龍衆(りゅうしゅう)~観音様の化身である青龍を捧げて、清水寺の境内や門前を練り歩きます。恐ろしい龍の顔です。迫力満点ですね。
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 青龍や装束のデザインは、ワダエミさんが担当されております。
奉納されたようです。

 青龍は8000余枚の鱗をもち、その1枚1枚に経文が書かれた和紙が貼られています。

 青龍や装束には京都の伝統工芸職人の技と心が結集しています。

 稀有な匠の技・墨染、そして刺繍、組紐、手描友禅、金工、皮革工、竹工、漆塗、防水加工・・・職人の方々の協力、奉納によるものだそうです。

 以上は、頂いたパンフレットによりました。

 次回は、行道のダイナミックな様子を、ご紹介します。

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