京都・北野天満宮の大茅の輪くぐり
今年もその時期がやって来ました![]()
この神事は、「夏越祓」(なごしのはらえ)と言います。
大祓・名越祓・水無月祓とも言われ、1月から6月までの半年間の災厄を祓い清め、来る酷暑を無病息災で過ごせる様にとのことから行われる神事です。
6月30日に各神社で一斉に行われますが、京都・北野天満宮では他社より一足お先に、6月25日の祭神・菅原道真公の命日に行われます。
因みに7月から12月までの大祓えは、12月大晦日に「年越の祓」として行われます。
直径5メートルの巨大な茅の輪(ちのわ)が、前日の24日夕方に楼門に取り付けられます(↑の写真)。
そして、25日朝早くから人々は茅の輪をくぐり、輪を作っている茅を抜き取って家に持ち帰り、小さな茅の輪を作って家の玄関に吊るしておきます。
毎年大勢の人達がこの茅を取りに来られますので、忽ちにして茅の輪は無残な姿になってしまいます。
ついでに、昨日の準備の様子を1枚だけ撮りました。
しかし、心配はご無用です。境内の本殿の前に、やや小振りの茅の輪が作られていて、参拝された人々はこの茅の輪をくぐって、これからの無病息災をお祈りされます。↓2枚も24日です。

では、当日(25日)の様子をご紹介しましょう。
私が訪れた時は午前11時頃、炎天下のもとカメラをぶら下げて・・・(もの好きやなぁ
)
↑の方達の表情をご覧ください
これで如何に暑かったか解って下さいますね![]()
お花を並べたおじさんも・・・・
私も木蔭を探して歩きます。本音は写真よりも紫外線によるシミが心配![]()
勇気を出して
参道に出ました。”氷”の旗が風に揺れて涼しそうですが・・
やっと 茅の輪が取り付けられている楼門に辿り着きました。
下にも横がわにも”茅”は見当たりません。スッキリして綺麗ですね![]()
早朝から抜いて持ち帰られる方々の仕業です。
今年は、「お持ち帰り用の茅」を楼門の横に準備されましたが、茅の輪は結局上の写真の様に、背の届く範囲で茅は抜かれ無くなってしまっています。
天満宮では、「風習なので仕方ないなあ」と、京都新聞夕刊には報じられていました。
↓の写真はお持ち帰り用の茅で作られた小さな茅の輪です。
やはり玄関に飾られるとの事でした。
とても涼しげな和服姿の優しい表情の可愛い娘さんを見かけました。
一瞬、涼風が吹き抜けたような・・・![]()

終わり良ければ全て好しですね![]()
![]()
以上が駆け足で通り抜けた当日の様子です。
平安人(2)
ご興味のある方は、どうぞご覧願います。
科学的知識が乏しかった時代には、流行病やそれによる死の原因は、ケガレによるものと考えました。
それ故にケガレに触れることはもとより、それが身体に蓄積することをも極端に嫌い、機会あるごとにそれを除去することに心を砕いていました。
茅の輪は、スサノオノミコトによって疫神(ケガレ)から逃れることを保証された護符ですが、茅の臭いが疫神を追い払うと言うことで、茅で大きな輪を作り、それをくぐることでケガレが祓われると考えたわけです。
茅の輪のくぐり方にも作法があり、8の字に歩いて丁度8の交点に茅の輪が来る形でくぐります。確か3回、茅の輪をくぐります。
北野天満宮以外の神社でも、それぞれ独自の夏越祓神事がおこなわれますが、中でも上賀茂神社の夏越祓は、古式の神事が行われ、夜には篝火が焚かれるなか、人形(ひとがた)を御手洗川(みたらしがわ)に流し、ケガレを祓います。 以上 平安人
明日(27日)は、雨上がりの昼前に”千本釈迦堂””北野天神さん””平野神社”を巡って、雨粒をいっぱい貰ったお花たちにお会いしました。
その時の様子をご覧くださいね![]()
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